【セントウルS(G2)】(2021血統データ分析篇)

セントウルSc.jpg
セントウルSに関する血統データ

種 牡 馬 篇(セントウルS限定)
過去10年成績
(セントウルS 種牡馬別成績表).jpg
過去10年の勝ち馬の父を見ると、アドマイヤムーンが3勝。産駒のなかファインニードルが連覇、ハクサンムーンも1勝、2着1回と複数回の好走。

母 父 馬 篇(セントウルS限定)
過去10年成績
(セントウルS 母父馬別成績表).jpg
今年行われた中京芝1200の重賞をみると、高松宮記念のダノンスマッシュ、葵Sのレイハリア、シルクロードSのシヴァージと、いずれもストームキャットの血を引く馬が勝っている。昨年行われた中京芝1200の重賞にしても、高松宮記念はモズスーパーフレア、セントウルSはダノンスマッシュと、やはりストームキャットの血を引く馬が勝っていた。つまり中京芝1200の重賞は、ストームキャットの血が5連勝中ということに。

昨年(中京開催)は、父欧州型のワンツー!?
アドマイヤムーンやモズスーパーフレアの父Speightstown、ミスターメロディの父Scat Daddyといったアメリカ血脈のスピードを強調できる種牡馬の産駒が優勢でもある。ちなみに、G1高松宮記念(芝1200)は、今年も含めた7年連続で父も母父も非サンデーサイレンス系となる馬が勝利している。
出走予定馬
(セントウルS 種牡馬)21出走馬.jpg

3代血統表人気上位馬
①レシステンシア.jpg
レシステンシア(牝4、栗東・松下武士)は、父ダイワメジャー×母マラコスタムブラダ(母の父Lizard Island)。母マラコスタムブラダはフィルベルトレレナ大賞典(亜G1・芝2200m)勝ち馬で、本馬の他にもグラティアスやミッキーブラックを産んでいる。3代母プルマは亜2歳女王。本馬は父ダイワメジャーの産駒らしいスピードとしぶとさが持ち味で、母の父Lizard Islandがデインヒルの直系、さらにその母AddがSadler’s Wellsの従妹にあたる血統構成を強調しやすい。ほか、2代母の父PoligloteがSadler’s Wellsの直仔でもあるので、タフな馬場になってもこなせる。母系にスタミナや底力に富む血が入るのでHペースで先行ゴリ押しできるが、反面上がりのケイバだとあまり味がないのはアドマイヤマーズやメジャーエンブレムと似る。距離は1400~1600がベスト。
②カレンモエ.jpg
カレンモエ(牝5、栗東・安田隆行)は、父ロードカナロア×母カレンチャン(母父クロフネ)。スプリングソングやカレンカカの姪。母カレンチャンは高松宮記念とスプリンターズSに勝った最優秀短距離馬で、12年スプリンターズSはロードカナロアの2着だった。そのライバル同士の配合で、カナロア産駒は母系にフレンチデピュティ~クロフネの血が入ると短距離やダートに振れやすいので、狙いどおりのパワースプリンターに出た印象。
③ピクシーナイト.jpg
ピクシーナイト(牡3、栗東・音無秀孝)は、父モーリス×母ピクシーホロウ(母の父キングヘイロー)。母ピクシーホロウはJRA3勝。3代母シンコウエンジェルの産駒にダノンカモン、クィーンズバーン、ワイルドソルジャーが、孫にウキヨノカゼがいる。父モーリスは初年度産駒からルークズネストやシゲルピンクルビーなどを輩出。母の父キングヘイローは種牡馬として17年ダイアナヘイロー、19年ダイメイプリンセスと北九州記念の勝ち馬を2頭出しており、本馬においては2代母の父にサクラバクシンオーの血を引くことも強調しやすい。短距離で活躍が目立つファミリーの出身となるが、本馬もテンションが高く、オーバーペース気味に逃げるところがあるので距離短縮で活路を見出したい。
④ラウダシオン.jpg
ラウダシオンは、父リアルインパクト×母アンティフォナ(母の父Songandaprayer)。アンブロジオの半弟でローウェルの3/4兄でスナッチマインドの甥。近親にフューチュリティS(米G1・ダ8F)勝ちキュヴェー。ディープインパクト×アンブライドルズソング×ストームキャットというコントレイルと似たアウトラインで、ディープの孫の代でも大成功している配合パターン。配合どおりリアルインパクト+サトノアラジンを足して割ったような大箱向き1400寄りマイラー。
⑤クリノガウディー.jpg
クリノガウディー(牡5、栗東・藤沢則雄)は、父スクリーンヒーロー×母クリノビリオネア(母父ディアブロ)。クリノビスケットの甥でクリノクーニングのイトコ。母クリノビリオネアはJRA3勝(ダ1000~1200m)。スクリーンヒーロー×ディアブロはグァンチャーレと同じ。スクリーンヒーロー×ロージズインメイ(ディアブロと同じデヴィルズバック系)もマイネルグリットなどよく走る。1200でも1600でも時計がないので、渋化が希望。
まとめ篇
該当馬(ストームキャットの血を引く馬)=
母父Storm Cat/米)カレンモエ
母父Storm Cat/米)シャンデリアムーン
母父Giant's Causeway/米)ジャスティン
母父Storm Cat/米)ボンボヤージ
母父Storm Cat/米)メイショウチタン
母父Cat Thief/米)ラウダシオン
父Storm Cat/米)レッドアンシェル

該当馬欧州型)=(ロードカナロア)カレンモエ
スクリーンヒーロー)クリノガウディー
モーリス)シゲルピンクルビー
タートルボウル)タイセイビジョン
モーリス)ピクシーナイト
ロードカナロア)ボンボヤージ
ロードカナロア)メイショウチタン

該当馬(アドマイヤムーン産駒)=
父Manduro/欧)コンパウンダー
父タイキシャトル/米)シャンデリアムーン

該当馬非サンデー系)=
キングマンボ系)カレンモエ
ロベルト系)クリノガウディー
フォーティーナイナー系)コンパウダー
ロベルト系)シゲルピンクルビー
フォーティーナイナー系)シャンデリアムーン
サドラーズウェルズ系)ジャンダルム
ノーザンダンサー系)タイセイビジョン
ロベルト系)ピクシーナイト
キングマンボ系)ボンボヤージ
キングマンボ系)メイショウチタン

該当馬父非サンデー系)=
父ヴァイスリージェント系)カレンモエ
父ヘイロー系)クリノガウディー
父スターリング系)コンパウダー
父サドラーズウェルズ系)シゲルピンクルビー
父ミスプロ系)シャインガーネット
父ヘイロー系)シャンデリアムーン
父ミスプロ系)ジャスティン
父ロベルト系)ナランフレグ
父リファール系)ピクシーナイト
父ヴァイスリージェント系)ベストアクター
父ミスプロ系)メイショウチタン
父ミスプロ系)ラウダシオン
父ダンチヒ系)ラヴィングアンサー
父ダンチヒ系)レシステンシア
父ストームバード系)レッドアンシェル

先 週 の 回 顧
札幌2歳S
1着ジオグリフ=ネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血を引く馬
父母父母父父Never Bend)に該当
3着トーセンヴァンノ
ネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血を引く馬
(クロス血量1.95% 8×6)に該当
4着オンリーオピニオン
サンデー系×父米国型(キズナ×父アイルハヴアナザー)
&ネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血を引く馬
(クロス血量2.34% 7+7+8+8母方)に該当
5着トップキャストサンデー系×父米国型
ダイワメジャー×父Thunder Gulch)に該当
②ジオグリフ.jpg
*優勝したジオグリフ(牡2、美浦・岩戸孝樹)は、ドレフォン×アロマティコ(父キングカメハメハ)。アンデスクイーンのイトコで、母アロマティコは秋華賞とエリザベス女王杯で3着。牝祖アンデスレディーからはインティライミやアルバートなど活躍馬が出る。父ドレフォンは北米チャンピオンスプリンターだが、しなやかな体質をよく伝え、産駒は1800の勝ち鞍も多い。産駒は1800の勝ち鞍も多く、本馬も母の影響が強い。デビュー戦は速い上がりをアッサリ差し切ったが、キンカメのナスペリオン的斬れは、どちらかというと大箱向き。

新潟記念
3着クラヴェル父キングマンボ系(父キングカメハメハ)に該当
4着ヤシャマルディープ系×父米国型
キズナ)(父アグネスデジタル)に該当
5着ラインベック父キングマンボ系(父キングカメハメハ)
&ディープ×父ミスプロ系(大系統)(父キングカメハメハ)に該当
⑨マイネルファンロン.jpg
*優勝したマイネルファンロン(牡6、美浦・手塚貴久)は、ステイゴールド×マイネテレジア(父ロージズインメイ)。母父ロージズインメイ(ヘイロー系)は、米国、ドバイで走り、ダートG1を2勝。主要距離はダートの中距離。また、ロージズインメイとマイネヌーヴェルの間に産まれたマイネテレジアはHail to Reason5×4など緩い父母相似配合で、デビュー3戦目に芝2000で勝ち上がり(負かしたリリエンタールはその後オープンまで出世)、しかしそこで屈腱炎を発症し引退。好走パターンは、前目につけてそのまま押し切る競馬。距離適性も芝1800~2000mで、あくまでスローか、スロー寄りのミドル。

小倉2歳S
1着ナムラクレアミッキーアイル(父Storm Cat)
&ストームキャットの血を引く馬(父Storm Cat)に該当
2着スリーパーダミッキーアイル(父Singspiel)に該当
3着アネゴハダ=ストームキャットの血を引く馬
母父Storm Cat)に該当
4着デュガ=ストームキャットの血を引く馬
父父父父Storm Cat)に該当
5着インプロバイザー
ダイワメジャー(父Closing Argument)
&ストームキャットの血を引く馬(母父母父Storm Cat)に該当
③ナムラクレア.jpg
*優勝したナムラクレア(牝2、栗東・長谷川浩大)は、ミッキーアイル×サンクイーン2(父Storm Cat)。ナムラショウグンやナムラムツゴローの下で、ファンディーナやナムラシングンなども近親。3代母クードジェニーはマキャベリアンの全妹で仏2歳女王で子孫に活躍馬多数の名繁殖。芝1600良の新馬戦で3着後、芝1200不良のフェニックス賞を制したが、道悪が巧いのもあるが距離短縮も勝因。ちなみにミッキーアイル産駒は先週までで芝良[13-12-9-110]連対率17.4%、重・不良[3-2-2-12]26.3%。昨年の小倉2歳Sは重でメイケイエールが快勝している。


当日(9/12)2021総合分析予想篇

朝(7時頃)、更新予定

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